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日本のほとんどの大学学部・大学院・専門学校の入学試験では、日本人受験者のための一般入試の他に、外国人留学生のための特別選考が行われています。外国人留学生のための特別選考は、出題や回答にあたって日本語の点で配慮されたり、入試科目が軽減されたりしています。外国人留学生のみなさんは、この特別選考を受験するのがよいでしょう。
ほとんどの短期大学、大学学部、大学院、専門学校の入試には、留学生のための特別選考があります。特別選考の内容は次のようなものです。
○日本留学試験
○日本語能力試験
○TOEFLなど
○筆記試験
○小論文(日本語)
○面接
学校ごとにこれらのいくつかを組み合わせて入学試験を行っています。どの学校でどんな入学試験が実施されているかについては、このホームページの各学校案内を参照してください。
大学学部の入学試験においては、国立大学法人の98%、公立大学の61%が、日本留学試験の受験を義務づけています。私立大学でも52%が日本留学試験の受験を必要としています。日本留学試験を受験していないと学校選択の幅が狭くなりますので、必ず受験しましょう。
日本留学試験は、毎年6月と11月の年2回実施されます。日本国内の他、アジアのいくつかの国でも実施されています。
以下の科目から受験希望の大学等が指定する受験科目を選択して受験します。
1. 日本語 125分 450点、
2. 理科(物理・化学・生物) 80分 200点または総合科目 80分 200点
3. 数学コース1(文科系)またはコース2(理科系) 80分 200点
理科と総合科目を同時に選択することはできません。また、理科を選択する場合は物理・化学・生物の中から2科目を選択します。
おおざっぱに言って文科系の学部・学科では日本語、総合科目および数学コース1の受験を求めています。理科系の学部・学科では、日本語、数学コース2および理科2科目の受験を求めています。この他の組み合わせを選択しているところもありますので、このホームページで学校・学部・学科ごとに検索して確かめておきましょう。
英語の科目を受験者に課さない学部・学科もあります。
英語の受験が必要な学部・学科には、大学独自の英語の試験問題を作成して実施しているところと、次のような英語試験の成績提出を求めるところとがあります。
TOEFL、TOEIC、IELTS、Cambridge ESOL
いくつかの大学院や専門学校では、日本語能力試験の成績を求める場合があります。
インターネットで申し込むこともできます。国内実施については、以下のホームページに詳しい情報があります。
https://info.jees-jlpt.jp/
日本語能力試験は海外でも実施されています。以下に詳しい情報があります。
https://www.jlpt.jp/application/overseas_list.html