日本の大学、大学院留学情報JPSS > ニュース/留学に役立つ情報 > 奨学金 > 情報を漏れなく把握・諦めずに申し込む
大学や専修学校に進学して、奨学金を希望する留学生は少なくないでしょう。ところが残念なことに、留学生向けの奨学金は大学院生か、学部でも3~4年生に対象を限定しているものが多く、大学の1~2年生が申し込める奨学金はあまりありません。専修学校生の場合はさらに僅かしかありません。
民間奨学金支給団体だけでも、全国で140団体以上もあります。ほかにも大学独自の奨学金や、地方公共団体によるものもあります。在学先の掲示板などで奨学金情報を把握し、あなたの条件に合う奨学金を根気よく探し、諦めずに何回でも申請する努力が大切です。
また、このホームページの奨学金案内の検索画面では、在学段階(課程)、所属先学校名、学校所在地、受給者の居住地などにより、あなたの条件にあった奨学金を検索することができます。
日本学生支援機構の奨学金は、国庫補助により運営されています。支給人数が多く、受給できる可能性が一番高いといえるでしょう。
留学生受入れ促進プログラム(文部科学省外国人留学生学習奨励費給付制度)
支給対象:大学院(博士課程・修士課程)、研究生(大学院レベル)、大学学部、短期大学、高等専門学校(4年次以上)、専修学校(専門課程)、大学・短期大学の留学生別科、大学・短期大学・高等専門学校の専攻科、準備教育課程、日本語教育機関
私費で学費や生活費を支払っている外国人留学生に月額48,000円(日本語学校生には月額30,000円)が支給されます。成績や財政状況に関する制限があります。日本留学試験で優秀な成績を修めた者は、事前に予約することができます。
○問い合わせ先
文部科学省外国人留学生学習奨励費に関しては、所属する学校の担当窓口または以下に問い合わせて下さい。
独立行政法人日本学生支援機構 留学生事業部 留学情報課 日本留学係
〒153-8630 東京都江東区青梅2-2-1 TEL:03-5520-6111
以下のホームページからPDFファイルの奨学金リストをダウンロードできます。
https://www.studyinjapan.go.jp/ja/planning/by-style/pamphlet/
大学によって、独自の資金により、留学生の授業料の一部または全部を免除する制度を持っています。
私立大学の場合、一般的に経済状況の審査などにより授業料の30%程度を、減免するところが多いようです。しかし、大学により採用人数や制度が異なりますので、学内の国際交流センターなどに問い合わせてください。
国立大学法人では、経済的に困難な学生に対して、授業料の全額または半額を免除する学費の減免制度を持っています。ただし、この制度はもともと日本人学生向けに古くからあった制度なので、留学生への適用の仕方がまちまちで、提出書類の種類や減免許可人数など大学によって違いがあります。
公立大学にも、通常国立大学に準じた制度がありますが、留学生には適用しないところもあるようです。詳しくは各大学の担当窓口に問い合わせてください。