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多摩美術大学への留学をご検討されている方へ。JAPAN STUDY SUPPORTは、公益財団法人アジア学生文化協会と株式会社ベネッセコーポレーションが共同運営している外国人留学生向け日本留学情報サイトです。多摩美術大学の美術学部等、学部別の詳細情報も掲載していますので、多摩美術大学に関する留学情報をお探しの方は是非ご利用下さい。その他、外国人留学生募集をしている約1,300校の大学・大学院・短大・専門学校情報も掲載しています。
東京都 / 私立
本学では出願資格として「日本留学試験」または「日本語能力試験」のいずれかで下記に記載されている試験結果を出願時に求めます。対象の入試種別および詳細は下記のとおりです。
外国人留学生入学試験/3年次編入学試験
【対象者】
日本国の永住許可を得ていない外国籍者のみ
【出願資格】
以下のいずれかの試験結果を出願資格とします。
・日本留学試験の場合
「日本語」で220点(400点満点)【読解(200点)+聴解・聴読解(200点)】以上を取得していること(2022年11月、2023年6月、2023年11月、2024年6月実施)。
・日本語能力試験の場合
N2以上に合格していること(2022年12月、2023年7月、2023年12月、2024年7月実施)。
詳細は本学HP
https://www.tamabi.ac.jp/
15の学科・専攻・コースによる高度な専門性を養う「専門科目」と、豊かな教養を身につける「リベラルアーツ科目」の両輪を基本の学びとし、さらに所属学科や学年の枠を超えた「PBL科目」や産学官連携、海外共同プロジェクトなどを目的に応じて組み合わせることで、「社会に新たな価値を生み出すクリエイター」の育成を図っています。
アトリエ
公開プレゼンテーション風景
アートスタジオ
自由な創造性を発揮し、日本美術の可能性を拡げ続けている日本画専攻。「日本画」が世界的な注目を集める近年は留学生も多く、グローバルな環境で学んでいます。伝統を踏まえつつ多様な表現に触れることで育まれる自由な気風が、日本美術に大胆な創造性をもたらす作家はもちろん、出版、ゲーム、アニメーションなど多彩なクリエイターを育んでいます。
日本一の学生数を誇る油画専攻は、常にムーブメントの先頭に立ち、既成概念を超える創造性を発揮する人材を輩出してきました。高度な技術習得を基礎に、さまざまな表現分野や素材を学ぶ技法講座、定期的に実施される講評会などを通して主体性と判断力を養います。自主的な活動をする学生も多く、公募や自主展示などで交渉力やプロデュース力などを鍛え、多様な場面で活かせるスキルを培っています。
情報化社会を支える「情報を複製して配信する技術」は、版画によって切り開かれました。西洋の印刷技術から始まる銅版画やリトグラフ、浮世絵をはじめとした木版画など、版画は洋の東西を問わず、複製技術時代の芸術表現として発展しました。伝統と共に先端に拡がる版画の可能性を探求し、アートとデザインを横断しながら独自の視点で思考できる人の育成を目指しています。
立体的に構造を捉える力・つくる力を養いながら、新たな価値を創造できる人材を育成する彫刻学科。作家、進学、教職員をはじめ、時代の移り変わりに翻弄されない確固たる素養や技術力を生かし、3DCG技術が求められる自動車のモデラーや玩具や、ゲーム、キャラクターのデザイナーなど多様な人材を送り出しています。伝統的な塑造や素材から、ミクストメディアや映像表現までを並行して学び、多様な表現を追求します。
陶、ガラス、金属を自在に扱う授業を通し、素材と身体と思考の連関の中から「モノをつくる力」と「モノで表現する力」を養う工芸学科。時代ごとに様相を変える工芸を理論と技術から探究し、デザインとアートに広がる領域に応用できる造形力・表現力を鍛えます。工房は国内大学で最大級の規模を誇り、学内外での作品発表や企画・運営、社会とつながる学びを通して創造性豊な人材を育成しています。
建学80余年の歴史を持つグラフィックデザイン学科は、広告、グラフィックデザイン、イラストレーション、アニメーションなど、ビジュアルデザインの各分野において、日本を代表する人材を輩出してきました。“美術大学でデザインを学ぶ意味”をより強固な柱としたカリキュラムを通して、豊かな造形力と明晰な発想力で課題を解決できる次代のクリエイターを育成します。
プロダクトデザインとは生活を支えるあらゆるモノのデザインを指し、プロダクトデザイナーになるためには、機能や形に加え、生産や製造のための専門的な知識や、暮らしの背景となる社会・文化の理解など、多くの観点を学ぶ必要があります。多様な課題に対し、アクティブラーニングを基本に取り組みながら、学生個々の進路に応じた表現力や思考力、人間力を鍛え、世界に通用するデザイナーを育成します。
「布」全般を指す「テキスタイル」をデザインするための知識や技術を身につけ、世界のあらゆるテキスタイル業界で活躍できる人材を育成します。原材料から繊維素材を学び、編む・組む・織る・染める・プリント・縫製などの技術を修得します。世界有数のプリント設備・コンピュータ織機・リサイクラーなどを完備し、国内外の産学連携プロジェクトや交換留学にも参加できます。
建築、家具やインテリア、住まい、公園、都市など「空間」にまつわるデザイン教育を通して、アートと工学が融合した設計・構造知識を習得し、各分野のアーキテクトとなる人材を育成します。一人一台の大きな製図台スペースを完備するなど充実した制作環境のもと、産学共同研究にも力を入れ、社会に役立つ力を培います。建築士などの国家試験の受験資格の取得が可能です。
本コースは国内で唯一「メディア芸術」を専門的に学ぶ教育機関として、アートとデザインの垣根を越えて新たな表現に挑戦できる環境を用意しています。未知の新分野を切り拓くため、最新のデジタル・テクノロジーと同時に、写真やクラフトアートなどの基礎造形も複合的に学び、未来に向けた独創的な取り組みを実践できる人材を育んでいます。
インターネットから書籍まで、あらゆるメディアを用いて、デザイン学・情報科学の枠を超えた創造的な人材を育成する情報デザインコース。Alやビッグデータを用いたサービス研究をはじめ、UI/UXデザイン、プログラミング、情報科学の知識を取り入れた新しいデザインの手法と、社会に向けた実学のデザインを実践的に学びます。近年はメディアを扱う先進企業と連携した研究にも数多く取り組み、社会からますます求められる人材を育成しています。
学芸員(キュレーター)、教員、編集者、美術史家、批評家、アートプロデューサーなど、美術・芸術を世界に発信する人材を育成する芸術学科。「美術大学ならではの芸術学科」として、絵画・彫刻などの実技科目のほか、学科内に設けられた作品制作スタジオや編集室で雑誌や書籍のデザイン・発行も行います。多くの作家と交流できる美術大学の強みを生かし、展覧会のキュレーション(企画)やメディアプロデュースの実践など、理論と表現、講義と実技の両面から美術・芸術について学びます。
美しい社会を構想し具体化できるデザイナーを育てる統合デザイン学料。従来の領域の区分を取り払い、統合されたデザインを起点としながら、社会や産業を構成する複雑な問題に取り組む新しいデザイン教育の場です。社会の中のさまざまな課題に目を向け、観察・リサーチから、着想しモノをつくり、人に伝え、具体化していくまでのひと続きの流れの中で関係するすべての要素をデザインするための方法を学んでいきます。
演劇舞踊デザイン学科には、「演劇舞踊コース」と 「劇場美術デザインコース」があり、お互いが交差し合いながら上演芸術を学びます。当コースでは基礎的な身体表現の力から、身体表現に必要な発想力・創作力を育み、実践や思索を深化させる学びを通じて創造に携わる人間としての礎を築きます。俳優、ダンサー、演出家、振付家、劇作家などの道に進む卒業生を輩出しています。
演劇舞踊デザイン学科には、「演劇舞踊コース」と 「劇場美術デザインコース」があり、お互いが交差し合いながら上演芸術を学びます。当コースでは実践と理論を両輪とする体験型授業を重視し、デザインワークやスタッフワークを通じて上演芸術の総合性への理解を深めていきます。舞台美術・照明・衣裳のデザイナー、舞台監督など、それぞれの道で新たな表現を切り拓く卒業生を輩出しています。