事件・事故編 - 11. 「これは犯罪です!」 | 外国人のための危機管理講座 | 留学情報サイトJPSS

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「これは犯罪です!」

ごみ置き場にあった自転車、まだ乗れそうだからといって持ち帰るとあなたは犯罪者になってしまうかもしれません。捨ててあったものを拾って何が悪いの? と言ってもしょうがないのです。

思わずやってしまいそうですがそれは実は法律違反である、ということがあります。普段の何気ない行動が思わぬ結果を招いてしまうことになります。そしてそれは知らなかったでは済まないのです。

思わずやってしまいそうなこととして、例えばどんなことがあるでしょうか。

- ごみ置き場にあったものを持ち帰る
テレビ、自転車、電化製品など、特に財産的価値があると見られるものの場合は横領罪とみなされます。
- 勝手にごみを捨てる
ごみを捨てる場合にもルールがあります(廃棄物処理法)。決められた場所、決められた方法以外で捨てると法律違反になります。例えば、自転車や冷蔵庫、テレビなどを川原や山の中に捨てたり、生ゴミやペットボトルなどの家庭ごみを路上や近所の空き地などに勝手に捨てた場合は罰金が課せられます。
- 自転車の飲酒運転、傘を差しながら、携帯電話を使いながらの運転
お酒を飲んだら自転車に乗ってはいけません。罰則としては5年以下の懲役または100万円以下の罰金となります。また、東京都では道路交通規則が改正され、傘を差しながらの運転、携帯電話を使いながらの自転車の運転が禁止されました。違反すると5万円以下の罰金となります。
- チケットの転売
コンサートや入場券などのチケットを他の人に売る目的で購入することは迷惑防止条例で禁じられています。最近ではインターネット経由で気軽に転売をしてしまいがちですが、絶対に気をつけなければなりません。例えばネットオークションで高く売ろうとしてチケットを購入したり(ダフ屋行為)、逆にネットオークションで購入したチケットを他の人に売ったりすると違法行為とみなされます(古物営業法違反)。
- ネットオークションで稼ぐ
ネットオークションで気をつけなければならないのは、商売目的で利用する場合は「古物商」の営業許可が必要になることです。自分で使っていたものが不要になったので出品する、という程度ならいいのですが、例えば自分の国で大量に安く買ってきて日本のネットオークションに出品してお金を稼ごうとする場合は商売になるので営業許可が必要です。違反すると3年以下の懲役または100万円以下の罰金となります。違反してもインターネットだからバレないというわけではなく、実際に警察に逮捕されたケースもあります。
- 違法コピー、違法アップロード
著作権のあるソフトや映像をインターネット上で誰でもダウンロードできる状態にしておくことは違法行為となります。また、アニメのキャラクターのような著作権のある画像などを自分のホームページに勝手に貼り付けたり、流行している曲の歌詞を自分のブログに書いたりしても違法行為となります。(ただしそれらが罪になるのは著作権の所有者が掲載者を訴えた場合。)
- 自分の携帯電話を売る、他人の携帯電話を買う
自分名義の携帯電話を携帯電話会社に無断で他の人に売ったり、逆に他人名義の携帯電話を買ったりしてはいけません(携帯電話の不正利用防止法)。また、携帯電話の契約時にうその氏名、住所、生年月日などで契約した場合も罪になります。
- 友達の定期券を使う
電車に乗る際、友達の定期券を使ってはいけません。鉄道営業法違反となり高額な罰金が課され、定期券は没収されます。定期券に限らず、土日フリーパスや周遊券のようなチケットも同様に、1枚のチケットを友達どうしで使いまわしてはいけません。ただしバスの定期券などで使用者名が明記されておらず「持参人式」となっていれば、その定期券は持参した人が誰でも使えます。

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- 軽く考えない
法律を犯すような犯罪から規則違反で注意を受けるようなものまで、すべては「このくらいなら大丈夫」「このくらいならバレない」「みんなやっていることだから」という小さな気の緩みから引き起こされます。その気の緩みが自分の人生を狂わせ、一生後悔することにつながるのです。
- ケチケチしない
「お金を払わずに済む方法はないか」というケチな気持ちから本来してはいけないことをしてしまうことがあります。わざわざ買うのはもったいない、友達のものを使えばいい、もらえばいい、コピーしてしまえばいい、というそのちょっとした「節約」のために高額な罰金を払わせられ、「犯罪者」となってしまうのです。
- 隙(すき)を作らない、知識を持つ
自分の知らないうちに犯罪に手を貸してしまっているケースもあります。空港で知らない人から荷物を預かってくださいと頼まれて、親切のつもりで思わず預かってしまったり、最近では「リシッピング」という詐欺行為で、不正に入手したクレジットカードで購入した商品の「受取人」にさせられてしまうケースもあります。毎日ニュースを見る、新聞を読む、隣り近所の住人とよくコミュニケーションをとる、地域の活動に積極的に参加するなどして、常に社会に対するアンテナを敏感にしておきましょう。

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