事件・事故編 - 10. 「日本は安全な国?」 | 外国人のための危機管理講座 | 留学情報サイトJPSS

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「日本は安全な国?」

どんなに安全な地域でも常識的に気をつけなければいけない事があります。暗い夜道は一人では歩かない、夜遅くまで繁華街で遊ばない、在留カードや携帯電話など個人情報が入っているものは外では絶対に体から離さない、インターネットでは怪しいサイトにはアクセスしないなど。少しの気の緩みが平和な日常を壊してしまうことにもなりかねません。トラブルの可能性は常に身の回りにあると思い、日頃から用心を心がけましょう。

犯罪は新聞やテレビで報道されるような大きなものばかりではありません。私たちが巻き込まれやすいのは、どちらかというと身の回りにある小さなトラブルです。そこにはどんな犯罪があり、どんな注意が必要なのでしょうか。

1. ひったくり

自転車の荷台に荷物を入れて走っていると後ろからバイクが近づいてきて荷台の荷物をサッと持っていって行かれてしまいます。また、携帯電話に夢中になって歩いていると、片手に持っていた荷物をサッと取られてしまいます。こうした「ひったくり」に遭わないためには以下の点に注意してください。

  • - バッグを車道側に持たない。
  • - バッグは肩からタスキをかけるように持つ(=肩から反対側の脇の下に向けてかける)。
  • - 自転車の荷台には網をかける。
  • - 歩きながら携帯電話を使わないようにする。
2. 盗難

外出先で財布やカバンを盗まれたり、とめておいた自転車を盗まれたりというトラブルは私達に最も身近なものです。しかも一度盗まれたものは二度と出てこないでしょう。被害に遭わないためにも外出先では所持品には常に気を配り、なるべく体から離さないようにしましょう。

  • - 外出時はなるべく貴重品は身につけない。所持金は最少限にする。
  • - 学校の教室や職場など、どんなに慣れた場所でも貴重品は体から離さない。在留カードや定期券、財布などが入ったバッグを残したまま席を離れるようなことは避けましょう。
  • - 自転車は必ず警察に防犯登録をする。
  • - 自転車の鍵はチェーン鍵との併用などで二重にかける。
  • - 逆に、ゴミ捨て場または路上に置いてある自転車、電化製品、家具などを勝手に持って帰ってはいけません。横領罪になります。
3. 空き巣

出かける時にドアや窓に鍵をかけるのは当然ですが、もともとアパートの部屋に備え付けの鍵だけでは不十分な場合があります。窓には補助鍵をつけたり、ドアの鍵が弱い場合は管理人さんに取り替えてもらいましょう。また、以下の点にも気をつけましょう。

  • - 外にごみを捨てに行く時など、部屋を離れる時間がどんなに短くても必ず鍵をかける。
  • - 玄関のドアに新聞や郵便物を差し込むことができるポストがついている場合は、外から部屋の中がのぞかれたり、手を入れられたりしないように、内側からしっかりカバーをかけておく。
  • - ポストに郵便物を溜めない。いつも留守だと思われて空き巣に入られやすくなってしまいます。
  • - 部屋の中では貴重品は目のつく場所に出しておかないようにし、現金はなるべく銀行等に預けておく。
4. 振り込め詐欺

電話で警察や弁護士、役所の職員、銀行の行員を名乗ってお金を振り込むように指示してきます。日本では公的機関が電話で直接支払いの依頼をすることはありません。知らない相手からの電話でお金の話が出たら、まずは「もしかして詐欺ではないか?」と疑い、冷静に応対しましょう。

  • - 知らない相手には、それがたとえ警察や役所からの電話でも絶対に自分や家族の名前、住所、クレジットカード番号などを言わない。
  • - 日本語がわからない、または聞き取りにくい場合、絶対に適当に返事をしない。はっきり「わかりません」と言うこと。
  • - どうしてもその場で判断ができない場合は、「確認します」と言って一度電話を切ってしまいましょう。

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現在、私達に最も身近な情報媒体、情報伝達手段はインターネットです。しかし、インターネットでは通信先の相手の情報が全く分かりません。クリック一つで簡単にトラブルに巻き込まれてしまいます。オンライン契約、ネットオークション、オンラインゲームなどお金が関わるやり取りには特に十分な注意が必要です。

1. 実際に利用していないのに料金を請求される。(架空請求)

有料サービスや有料サイトを利用した覚えがない場合は、そのまま無視してください。絶対にこちらから相手に問い合わせないでください。問い合わせてしまうとこちらの個人情報が知られてしまいます。しつこく連絡がくる場合は、警察または消費者センターに相談しましょう。

2. メール等で公的機関、銀行、企業の偽のホームページに誘導し、ID、パスワード、クレジットカード番号などを入力するように指示される。(phishing詐欺)

個人情報を入力する際は、必ずそのページのタイトルやURLをしっかり確認しましょう。あやしいと感じたら一度ブラウザを閉じ、始めからその機関のホームページにアクセスするか、電話で直接その機関に確認するようにしましょう。

3. ネットオークションで落札し、お金を振り込んだのに商品が届かない。

オークションを始める前に運営会社のサイトで詐欺にあった場合の補償制度や、詐欺を回避するための注意事項について必ず確認しておきましょう。また、高額な取り引きは避けましょう。もし被害にあってしまったら、あきらめずに少なくとも次のことはやりましょう。

  • - 相手のメールアドレス、名前、住所、銀行口座、やりとりしたメール、商品が掲載されていたwebページなど、取り引きに関わる全てのデータを保存しておく。
  • - 内容証明郵便で相手に返金するように要求する。内容証明郵便はこちらの要求を確かに相手に伝えたという証拠になります。
  • - オークションを運営している会社に被害を報告し、補償の申請をする。
  • - 警察に連絡する。
  • - お金を振り込んだ銀行に詐欺だったことを伝える。振込み額を返却してもらえる「組戻(くみもどし)」という制度があります。ただしこれは振り込んだ相手の了承が必要なため、詐欺のような状況では非常に難しいですが、何もしないよりはましでしょう。

いずれの場合も被害にあってしまったら、できれば学校の先生や職員、職場の上司など日本人と一緒に、すぐに警察、弁護士(無料相談など)、消費者センターなどに連絡しましょう。自分一人だけで解決しようとせず専門家と相談しながら進めましょう。

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